相撲甚句囃子(ハヤシ)唄(詞 新作中)boT林太一 (文字サイズ中Mで作成)

相撲甚句の構成はまくら唄(前唄・後唄)・本唄囃子唄(ハヤシ)です。本唄は相当数有りますが、本唄に見合う囃子唄は比較的少ない様です。囃子唄は本唄に欠かせない締まりの唄です。真面目なもの・滑稽なもの・落ちの有るものなどなど。唄う場合本唄の内容と全く違っても、これも良いとします。旧来の名作詞は記載していません、新作を列記しました、使って下さい。詞林太一 監修 国錦耕次郎(下から次のページへ)

日本の相撲につながる伝統唄[相撲甚句]普及。全日本相撲甚句協会・隅田川相撲甚句会。林太一
唄名 詞(ホイと繰り返し部分は全員) 本唄とつながりは個々に
小さくて大きい願い。
(夢など)
 あ〜浅草名所の観音様は ホイ
  1寸8分のご本尊 ホイ
  祈る願いは〜大きい 大きい。
 富士山と白山一跨ぎなど大きな唄、それに代わり小さいご本尊のご利益面白さ。
時を待つ(耐えて待つ)。
(相撲猛稽古に耐え出世)
 あ〜駕篭に乗る人かつぐ人 ホイ
  その又草鞋を作る人 ホイ
  下見て暮らす 道あれど ホイ
  ドンと(耐えて)突き出せ二歩、三歩 ホイ
   やがて花咲く〜時を待つ 時を待つ。
 相撲横綱に大望いだく夢、一般は社長か大臣か、立身出生の努力の唄に。
努力して又耐えて時を待つ。 
貸したいが(来なくなる)。
(身延山と金毘羅さん)
 あ〜何時もニコニコ現金払い ホイ
  好きなあなたに貸したいけれど ホイ
  貸せば貴方が〜
   来なくなる、来なくなる。
 商売(飲食店)壁紙に、掛売りお断りに、飲み屋で唄って。
一夜漬け(コロリト負ける)。
(キュウリとカボチャ)
 あ〜一夜で味つく手もみ漬け ホイ
  モミ手でもうける あきないさん ホイ
  固く踏まえた土俵でさえも ホイ
  稽古稽古で跡がつく ホイ
   コロリト負けるは〜一夜漬け一夜漬け。
 日頃の継続努力、何とかなるさで怠け者、一夜漬けでは出ると負け、日々研鑽の唄に。
秋田犬(忠犬ハチ公)。  あ〜手裏剣・ジャンケン・野球拳 ホイ
  金権政治はそりゃ違憲 ホイ
  犯人探すは 捜査犬、ホイ
  忠犬ハチ公は〜秋田犬、秋田犬。
 清練る、汚職の無い。  
平和は一人びとり心から。  あ〜世界の平和は誰でも願う ホイ
  何で争う人心 ホイ
  百里の道も一歩から ホイ
  世界の平和は、一人 びとりの〜
  心から、心から。
 世界(日本)平和の唄に。
花づくし(野辺の花)。
(花尽くしなど)
 あ〜花はつぼみか咲く花か ホイ
  賢きどころは菊の花 ホイ
  隠れて咲くのが 野辺の花 ホイ
  枯れて実を成す 浮き世花 ホイ
  パット咲かせる〜櫻花 櫻花。
 人生路の哀歌、努力唄など。
布団部屋。  あ〜小部屋に大部屋 布団部屋 ホイ
  江戸城大奥 局部屋 ホイ
  古い先輩お局さん ホイ(省いて良い)
  金の無いのは〜布団部屋、布団部屋。
 ケチ・ケチ、旅など。
知らぬが仏(長壽)。
(神・仏様など)
 あ〜鶴は千年亀万年 ホイ
  百年生きても見られない ホイ
  聞いた話は亀 万年 ホイ
  先の分からぬ 人の道 ホイ
  知らぬが仏で〜めでたい、めでたい。
 鶴亀本当に生きるか確かめられないくよくよ考えないのも長生き・神仏めでたい唄。 
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